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2013年5月5日 / weblacs

第11号編集後記

◆第11号は予期せずしてメキシコ特集になった。最も層が厚いメキシコ関連だからか、文化研究から都市やNAFTAまでジャンルとテーマは幅広い。ブラジル法制の報告などと合わせ、全体として興味深く刺激的な論考や情報を提供できたのではないか。◆メキシコ留学中の院生から投稿があったのも嬉しいことだ。かなり初期からホームページを公開し時代の雰囲気をとらえてきた本誌だからこそ、自由にアクセスかつ投稿できるのが研究の便宜にかなうのなら、ありがたい。ちなみに国会図書館の関西分館が電子図書館化を進めており、本誌もそこに収録されている。◆投稿された原稿がすべて採用されたわけではない。査読を制度化し内容調整も続けている。論文指導のような配慮を払うこともある。その結果、掲載できなかった原稿も出たが、本誌の入口は常に開いている。本誌が今後とも魅力を増していけるかどうかは、新たな書き手の参加にもかかっている。意欲あふれる方々のご投稿やご批評を期待したい。◆ありきたりの知の枠組みを超える発想が求められつつも、実現するのはなかなか難しい。ラテンアメリカ・カリブ世界の豊穣で奥深い現実といかに向き合うか。また例えば、マヤやイスラムのように独自の世界観をもつ文明をどのように理解し、共存するのか。これらは、他者や異文化に厳しくなりつつあるかに見える欧米的な現代社会が直面する課題であろう。雑居性でもハイブリッド性でもいいが、本誌のあり方や読まれ方を意識させられる時代がきた気がする。(新木)

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